ダイエット中に最もやめたいのが「お菓子」でしょう。お菓子は無駄に高カロリー・高脂質・高糖質です。糖分が多いということは体脂肪がつきやすくなるということですから、ダイエット中においては大敵でしかありません。しかも、お菓子は少ない量で高カロリーで、満腹感も得にくいため、百害あって一利なしと言っても過言ではないです。でも、大好きなお菓子をやめられない人はとても多いはず・・。そこでここではコンビニやスーパーで買える、太らないとまでは言わないものの、太りにくい種類のお菓子をまとてみました。
日本人に生まれてよかったと皆さん思ってください(笑)。実は和菓子はダイエットに優れたお菓子なのです。和菓子は甘味料としてよく小豆を使ったりしますので、甘さのわりにカロリーが低く、太りにくいです。水飴を使っているような和菓子も、甘味料を使っている和菓子の中では比較的カロリーが低いです。和菓子でも、せんべいのような小麦粉を使うものはおすすめできません。もっと怖いのは洋菓子ですね。チョコレート系のお菓子は糖分が多いですので、体脂肪を蓄えやすくしてしまいます。外国直輸入のチョコレート菓子は本当にとんでもない糖分なので特に要注意。
ここ最近、全粒粉を使ったクッキーやクラッカーが増えてきています。全粒粉は小麦粉の一種ですが、血糖値を上げにくい低GI食品だと言われているので、ダイエット中は大きな味方となってくれます。小麦粉と比べて1割程度カロリーが低いと言われています。脂質の代謝を高めたり、食物繊維を含むので便通改善にも良かったりします。スーパーで買えるものだと「バランスパワー全粒粉」という商品があります。
ここ数年、すごく種類が充実しているのがこの大豆バー。SOYJOYなどの大豆バーが有名です。大豆には良質なタンパク質が含まれます。タンパク質は筋肉をつくる材料になりますので、代謝の良い体をつくり上げるために欠かせない栄養素とになります。ドライフルーツを加工したものも多いですが、ドライフルーツに関してもカリウムやマグネシウムを含むのでむくみ解消によかったりします。最近だと日本水産の「EPA+」という大豆バーが人気です。EPAはオメガ3脂肪酸に分類され、コレステロールや中性脂肪を下げる働きに注目が集まっています。EPA+1本で300mgのEPAが摂取できるところが大きな魅力です。
ナッツにはビタミンB群が多く含まれます。ビタミンB群は脂質・糖質の代謝に関わる成分なので、健康的な体を支えるのに役立ちます。新陳代謝を改善させたり、お肌にもいいと言われているビタミンEも含んでいるので女性には特におすすめ。ただ、ナッツ類は全般的に高脂質なところがありますので、食べ過ぎには注意してください。マカデミアナッツやくるみより、落花生やアーモンドのようなより低カロリーなものがおすすめです。
お菓子と言えるかわかりませんが、乳製品の中ではヨーグルトがおすすめです。ヨーグルトは乳酸菌を多く含みますので便通改善に役立ちます。便秘になるとお腹が出てしまったりしてポッコリの原因となりますので、ポッコリに悩まされている方はヨーグルトや乳酸菌飲料を摂ることを心がけてみてください。ヨーグルトであればできるだけカロリーを控えるためにプレーン味を選んであげるといいです。ガセリ菌SP株を配合した「恵ヨーグルト」、ラクトバチルスブルガリクスOLL1073R-1配合の「R-1ヨーグルト」、ビフィズス菌BE80など5種の菌を配合した「ビオ」ビフィズス菌BB536を配合した「ビヒダス」など各社こだわりのヨーグルトを発売しています。
いくら太りにくいからといって食べ過ぎてしまっては意味がありません。食べる量が増えれば太るのは当たり前です。また、食べ方もとても大事です。
まず、気を使うべきは「食べる時間帯」です。お菓子は夕方以降は食べないようにしましょう。できれば15時以降は食べないほうがいいです。最も危険なのは22時〜2時の間で、この時間帯は脂肪を溜め込みやすくなる時間帯なので、お菓子を夜に食べてしまうという方は本当に注意が必要です。
それと「ながら食い」もやめてください。だらだらと食べていると想像以上にたくさん食べてしまい、カロリー過多の原因となります。今日はこの小袋1袋で終わり!というようにけじめをつけましょう。1日に食べてもいいお菓子のカロリーの目安は100Kcalです。食べ終わった後は歯磨きをしてあげたり、ミント系のガムを噛んだりすると食べたい気持ちを抑えることができます。
「我慢のしすぎ」もよくないです。空腹感を我慢していると限界に達した時にストレスでドカ食いしてしまうことがありますので、ある程度はお菓子を食べてもいいという気持ちでダイエットを続けたほうがうまくいくものです。
関連記事