「睡眠がダイエットに関係あるわけない!」と思っている方はすごく多いです。実際に今もまだ信じられないという方が多いのではないでしょうか。「よく寝るやつほど太る!」なんて思っている方もいるでしょう。これから説明する内容を見ていただければ、ダイエットと睡眠がいかに深い関係にあるのか、一目瞭然です。知らないと本当に損をしてしまうので、ここではダイエットと睡眠の関係性について詳しく解説してみます。
現代人は睡眠時間が短くなっていると言われています。仕事で忙しかったり、趣味の時間を大切にしていたりするとどうしても睡眠時間は削られてしまう傾向にあります。睡眠時間が短くなることでストレスを感じた時に分泌される「コルチゾール」というホルモンが分泌されやすくなるのですが、このコルチゾールは脂肪を溜め込む働きがあると言われているのです。逆に睡眠中は成長ホルモンが分泌されるのですが、成長ホルモンは新陳代謝をよくしたり、脂肪の燃焼を促す働きがあると言われていますので、睡眠不足の方はまずはしっかりと睡眠時間を確保するということが大事になってきます。理想的な睡眠時間は7時間だと言われています。
理想的な睡眠時間は7時間だと言いました。では、夜中の3時に寝て10時に起きる、夜中の5時に寝て昼の12時に起きる、なんて睡眠でもいいのかというと決してそうではないです。お肌と同じように睡眠にもゴールデンタイムがあり、睡眠のゴールデンタイムは22時〜2時の間の4時間程度だと言われています。なので、このゴールデンタイム(22〜2時)に寝始めるということが成長ホルモンをよく分泌させるためにとても大切になってくるのです。寝る時間と寝るタイミングに気を使うようにすることで太りにくい体をつくり上げることができます。
朝日を浴びるということも実はとても大事です。朝起きてからカーテンを開けて朝日を浴びることで体内時計を整えることができますので、その日の眠りをよくするきっかけにもつながるのです。睡眠は1日の始まりからすでに始まっているわけです。
睡眠が大事と言われると「睡眠時間をたくさんとればいいんだ」と思ってしまう人が多いです。たしかに睡眠不足になるよりはいいかもしれません。でも、ここでいう睡眠の大切さは単純に睡眠時間を長くとることではなく、睡眠の質を高めてあげることなんですね。睡眠の質をもう少し具体的に説明すると、深い眠りにつくということが大事になってきます。深い眠りにつくためには、眠る前から準備をしなければなりません。例えば、寝る1時間前からベッドに入り体を休息させることで、睡眠を促すメラトニンというホルモンが分泌されやすくなり、寝付きがよくなります。
トリプトファンと呼ばれるアミノ酸を多く含むホットココアを飲んであげたりするのも睡眠ホルモン メラトニンを増やすのに効果的だと言われています。また、寝る前は照明を間接照明にしてあげたりすると副交感神経が優位に立ち、リラックスでき、寝付きをよくしてくれます。考えられる方法はいくつもあります。
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